tikeda's blog

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信号機のトマレが「赤」の訳

ウェブサービスの登録完了画面などアクションに対するフィードバックのメッセージには、成功が緑で、失敗を赤がで表現することは、もはや原則的になっていて、これは信号機の「緑(ススメ)」(言葉的には青、この話は置いとく)と「赤(トマレ)」と一緒で分かりやすい。といったような話があるけれど、なぜ「赤」かという疑問が浮かぶ。そう思って調べていたところ、警視庁のサイトには、このように書いてある。

「赤」、「黄」、「青」は色の三原色であり、だれでも分かるように信号の色をこの三原色に対比させたものと思われます。

それは分かるんだけど、これだけだといまいち納得がいかない。そしてちゃんと調べてみた。そうすると以下のような理由が多く見つかる。

信号の色が「赤・黄・緑」なのは誰でも知っていますが、どうしてこの色なのでしょう。実は赤い光は、目で見える光の中で、一番遠くまで届く光なのです。

131、「光の届き方と信号の色」の説明にあるように、このように書いてある箇所が多い。可視光線という、人間が視覚的に判断することができる光の色に関係があり、一番遠くまで届く色が「赤」だから。危険な色が一番遠くからでも判断でき、次が、黄色、そして緑...紫という順番で判断できなくなっていくと。プレゼンのポインターとかそういうのも同じ理由そうですね。

でも、個人的には納得いかず、そんなロジカルなものじゃない理由がある気がする。赤い色には危険を感じさせる気配がある。そういう感覚的な理由から決められているんじゃないのか。そう思って調べていたら人力検索はてなで同じような質問がされていて、その中に以下のような回答がある。

まず停止信号は、血液の色であり、何千年ものあいだ危険を示す色とされてきた赤に決定。しかし、あとのふたつについては試行錯誤があったようです。

これが本当か確かめてはいないけれど、直感的にはこういう何か理由がある気がして、それが「血」なのか「火」なのか「太陽」なのか。いずれにしても複数の説があり、偶然にもそれらが重なって論理的になってるとしたら面白い。時間がある時にもう少し突っ込んでみよう。 今度は、ガイドライン的な視点で、信号機という色を用いた巨大な交通システムを導入し、ユーザーに認知させ生活習慣を変えたことについても調べてみたい。

※「である」調で書いてみた