リアルに描く
小さい描画領域やアイコンなんかを作成する時は、先日のエントリーで書いたようなドット絵でシンボルを単純化して作る事が多いですが、リアルな描画が向いている場合もあります。そんな時、自分はツールはAdobe Illustratorを用います。
ちょっと時期はたってしまいましたが、例えばはてな4周年記念のロゴのリボンですが、元はこんな単純な立体です。単純なグラデーションをもった形の組み合わせです。リアルな描画に必要なのは、まずそれが手で掴めるように描くかなので、これは形を的確に捉えてハイライト・陰・反射光・(影)というような流れで自然の法則にしたがって描くのがポイント。
世の中に存在しているほとんどの形は「球」と「立方体」の変形だと思っています。全てはこの延長線上にあると思うのでこの基本形状を描くのに慣れれば色々描けると思います。
リアルに見せるもう1つのポイントは質感。これは、上で述べたハイライトや陰の色やコントラストの幅を調節する事で決まってきます。例えば右の鉛筆と万年筆。どちらも形状は筒を横にしたような感じでほとんど一緒ですが、グラデーションの強弱を変えるだけで質感が生まれ活き活きします。
パソコンやデジカメなんかな複雑な絵もこれの延長線。(随分昔描いた物ですが・・)
これからも要所要所で的確な演出を施していければと思います。
といっても私もまだまだです。リアルイラストレーションを描く巨匠のサイトや本を紹介。本当凄いです!特にこのヨーダとか凄い。
Adobe Illustratorリアルトレース実践マスター
- 作者: 森崎隆,highside
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