ドット絵とベクター画を併用して議事堂を描く
総選挙はてなの告知用バナーの素材として国会議事堂を描いたのですが、短時間である程度の素材にするため、ベクターソフトで大枠を描き、フォトショップを使って締めるという流れを選びました。といってもさすがに、結構時間がかかったので制作過程を動画でお見せするのは無理なので、少しプロセスを紹介します。
とりかかりとして国会議事堂全体の雰囲気とボリュームを計るため、Illustratorを使ってざっくりとした全体像を作っています。ここで主に意識しているのは、全体の骨格と色の雰囲気。大枠ができれば次はデータをPhotoshopにもっていきます。
これは、最終成果物の拡大画像です。ベクター画をPhotoshopに持っていった後に行った主な作業としては、
- 質感作り
- 窓のガラス、植物、レンガ調の壁、つやつやした壁、と形成していきます。1つピックアップすると、ガサガサした質感を出すには「ノイズフィルタ」を使うのが有効的です。
- 色のトーン調整
- 色調補正を使って影や立体感をよりはっきり作ります。細かい部分を描きながら、時には全体のトーンも整えてめりはりをつけます。
こんな感じで、ドット絵とベクター画を併用する事でお互いのソフトのいいとこどりをして短時間で効率的にかけると思います。ただ、今回は国会議事堂なんてなかなか描く事はないと思い、少し突っ込んで描いてしまいました。もっと、サクっと描かないといけないです。